2024年 山形花粉飛散情報
-
スギ花粉症の患者さんの多くは症状がみられなくなっているようです。今年は開業医を訪れる花粉症の患者さんの数は昨年までの3年間に比べ少ないようです。スギ・ヒノキ科の花粉は20日以降は5個/cm2以下になりました。しかし現在はそれ以外の花粉が50個/cm2前後みられます。例年ですと5月上旬に見られる花粉が主にみられます。
・今シーズンのスギ花粉飛散予想
① 前年7月の日最高気温の月平均値から 「多 い」
② スギ林の雄花芽調査から 「少ない」
昨年の夏は猛暑だったので気温からの予想では大飛散になると予想されるが、実際にスギ林を観測するとほとんど付いていない。2021年から2023年までの3年は大飛散した。過去の調査では、前年の夏がいくら暑くてもスギの木は時々雄花芽を付けない年があった。雄花芽調査にはごく限られたスギしか見ていないと言う欠点がある。
・詳細はこちら(infoAllergy)
・全国24地点のスギ花粉の最新飛散情報(NPO花粉情報協会)
【これまでのスギ花粉飛散状況】
初捕集日 2月14日
飛散開始日 2月28日
最多飛散日 3月28日
ダーラム捕集器(標準サンプラー)
自動花粉モニター